反省だけなら意味がない
- 2017年
- 2月
- 17日

「日本一になった日本ハムが順調なキャンプなら、もう1年日本一になれる。
ただ我々(オリックスBs)が順調なら、また最下位。
順調ではなく『目の色が変わってクレージーなキャンプになっています』
というなら、ちゃんとやっていることになる。」
今朝のスポーツ新聞の記事に掲載されていた一文です。
この事を語ったのは、オリックスバファローズの宮内義彦オーナー。
宮内オーナーにはチームが物足りなく見えたのかもしれない。
理屈ではなく、クレージーに見えるほどの勝利への強い渇望かと。
この一言が本当に深い一言だと思いました。
つまり何が言いたいかと言いますと・・・
昨年最下位のチームが順調なキャンプを過ごしても
昨年の反省が活かされていない。昨年最下位ならば
昨年以上の練習をしなければ昨年の反省が活かされないと言う事です。
我々も仕事やプライベートなどのあらゆる場面で反省する事はあります。
しかし反省しても行動や結果に出なければ反省する意味がありません。
「反省だけならサルでもできる」
今から25年くらい前、TVCMでのコピーですが、
この一言が今でも私の心に響いています。
反省だけならサルでも小学生でもできる。
でも大人であれば、行動や結果が伴わなければ本当の意味で反省したとは言えない。
「反省したことで、罪業消滅したと錯覚して、そのことに何の罪悪感ももたず、一日もたてば反省したことすら忘れてしまって、また同じ過ちを繰り返していたのです。」
この一言は作家の向田邦子さんのエッセー「手袋をさがす」の中の一文です。
反省は自己満足にしか過ぎない。それであれば行動や結果を示す事が本当の意味の反省かと思う。
私もどちらかと言えば「反省するくらいなら結果を出す方が・・・」と言う考えです。
人間は誰だって過ちを犯す事はあります。
でもその場で反省しても、どう活かすかがカギだと思います。
私もキックオフ関西を運営する上において、上手くいかない事もよくあります。
でも「もっとこうすりゃ良かったなあ」と思うくらいなら
パソコンに向かって「次の企画はこうしてやる!」と企画書やサイトを弄ります。
経営や運営をしているならば、特に同じ過ちを繰り返す事は許されないと思うのです。

高橋和巳氏の著書「日本の悪霊」の中で書いた一文を紹介します。
「反省的言辞など一切吐いてはならぬ。反省は全き屈服の異名であり、自己批判は哀願でしかないからだ。」
「弁解がましく、ものを言い、自己を正当化しようとする。精神の堕落は挫折からははじまらない。挫折を自己正当化しようとすることからはじまる。」
深い一文ですが、全くその通りだと思います。
本日は新聞記事を読んで「反省」について書いてみました。
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